2013年09月03日

『秘密 season 0 1』

秘密 season 0 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)
秘密 season 0 1 (花とゆめCOMICSスペシャル)
『秘密 season 0 1』清水玲子/著。白泉社。

「それがみんなの
みんなの いや
オレの 願いだから」


 『秘密』のスピンオフ、というより薪さんの過去編。
 例の「鈴木」さんとの出会いと、初めての「友人」が出来るその過程。

 陰謀史観は好きではないのですが……。
 ただ、薪さんが想像を絶する過去を背負っていて、それだからこそ、人の善意というか清らかさ、それを信じていたかった、信じたいと思っているのだということが、よく分かりました。
 若いころの薪さんは分かりやすく子どもっぽく、そして新鮮で焦って青臭くて人間味あふれる、わかりやすい人でした。そして、壮絶な環境でも、それでもみんなに愛されていたことは確かでした。
 他人との付き合いは下手でも、愛し愛される存在でした。
 「人を愛する」ということを知っていました。

 昨今の外国人排斥運動(ないとは言わせない。目を開いていれば、耳を澄ませていればきちんと聞こえているはずです)も絡めて、戦前を彷彿とさせるような『言語』による民族排斥があったり、それにあってもなお、性善説を信じるというか、希望を見失わない書き方が出来る作者さんはすごいな、と。
 社会問題もさらりと含めて物語を読ませる力はさすがで、相変わらず面白かったです。
posted by 桔梗 at 11:19| Comment(0) | 絵モノ:漫画 | 更新情報をチェックする

2013年08月02日

『Inkscapeマスターテクニック』

Inkscapeマスターテクニック 【無料グラフィックソフト「インクスケープ」を極める】 (100%ムックシリーズ)
Inkscapeマスターテクニック 【無料グラフィックソフト「インクスケープ」を極める】 (100%ムックシリーズ)

『Inkscapeマスターテクニック』晋遊舎。

 Inkscape本……。
 増刷されていないらしく、ネットで探して偶然発見したTSUTAYA ROPPONNGIまで行って買って来ました。この本屋さんはWeb関連とデザイン関連の書籍が充実していましたよ……。他の用事と併せて行ってきたのですが、六本木とか表参道って初めて行きましたが、坂が急なんですね……←田舎もん。

 うん、この三冊で分かりやすく、なんとかなりそうです。
 GIMPの方は解説書を立ち読みするだに、あんまりわたしには使い道が無さそうな……。
 で、とりあえず、何すんだろうな……(笑)。

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posted by 桔梗 at 21:08| Comment(0) | その他:パソコン周辺 | 更新情報をチェックする

2013年08月01日

『Inkscapeスタートブック』『GIMP×Inkscapeデザインアイデアブック』

無料で使えるベクターグラフィック Inkscapeスタートブック
無料で使えるベクターグラフィック Inkscapeスタートブック
GIMP×Inkscapeデザインアイデアブック (100%ムックシリーズ)
GIMP×Inkscapeデザインアイデアブック (100%ムックシリーズ)


『Inkscapeスタートブック』羽石相/著。秀和システム。『GIMP×Inkscapeデザインアイデアブック』晋遊舎。

 DTP系ソフトを勉強しようと思って、入れたはいいかが、使い方がわからないので購入しました。IllustratorやPhotoshopはやはり、素人には手が出ないお値段ですし、今後使う予定も未定なので。ただ、知識として勉強したくなったのです。
 ちなみに、今、写真の画像の修正(主に色調補正に使ってます)にPhotoScapeまで入っています。
 わたしはどこへ行こうというのか。

 スタートブックの方は完全に超・初心者向けです。ネットで探せばきっと書いてあるだろうけれど、本で読みたい私は満足してますが、ネットで見ればそれで済む人は購入しないほうがいいと思います。
 ちなみに、InkscapeはPDFファイルがPDFファイルのまま編集できてしまい、Illustratorのファイルも読み込めます。
 PDFファイルなら編集されないと思ってるそこのアナタ。そんなわけないではないですか(実際このドシロウトが切ったりなんだり編集してる)。
 GIMPの方は更にこれから別の本も購入して勉強するつもりですが、とりあえず、ふむふむと読んで覚えています。実際に使ってみないと使えないとは思いますが、使う当てがあるわけではない……はず。
 今のブンちゃんは、PDF化するソフトもフリーソフトを使っており、フリーソフト万歳!! なPCになってます。でもタッチパネルが嫌だから、次はマックを検討する、かもしれないです。

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posted by 桔梗 at 01:51| Comment(0) | その他:パソコン周辺 | 更新情報をチェックする

2013年07月26日

『からすのそばやさん』『からすのてんぷらやさん』

からすのそばやさん (かこさとしおはなしのほん)
からすのそばやさん (かこさとしおはなしのほん)
からすのてんぷらやさん (かこさとしおはなしのほん)
からすのてんぷらやさん (かこさとしおはなしのほん)


『からすのそばやさん』『からすのてんぷらやさん』かこさとし/著。偕成社。

 四冊集めてトートバッグプレゼント。で、根性出して買いましたが……。
 結局は四兄弟が結婚してお店を開く話だった(身も蓋もない)。

 で、やっぱりわたくしは結婚する理由に納得がいかないのね。
 うーん。
 働き者で、健気で、そりゃお嫁やお婿に欲しいと思う人材(カラスか)だと思うのね。だからって結婚して継いでくれっていうか、それは違うと思うな……。
 でも、昔はそうやって生業を見つけて恋愛感情ではなく、ゆっくり家族としての情愛を育んでいくものだったのかもしれない。
 結婚も、とりあえずしてみるもんだったのかもしれない(昔も案外離婚率高いんですよ)。

 『からすのてんぷらやさん』のあとがきに、
 
「私は戦災も震災のとき、レモンさんのような方がたに何人も接して、平時では得られぬ貴重な教えをいただいてきました。そして人間の社会は、ただ大勢いるのではなく、たがいに助けあい、補いあって、「社会」がなりたつことを知りました。」

と、ありました。

 相手が大変なときに、優しく出来る人は素晴らしい。
 でも、相手も自分も大変なときに、相手も自分にも優しく出来る人はもっと素晴らしい。

 そういう人間になれたらいいとは思うけれど、難しいなあ。

 本当は、そこで恩を着せずにさらりと引けるのがカッコイイんじゃないかとか、いろいろ考えてしまったけれど、まあ、そうすると話は成り立たないよね。
 うん……。
 楽しかったかというと、わたしはそうとは言いがたいのですが、結婚観と職業観(生業ね)というものを考えさせれましたね、結局は。
 サラリーマンじゃあ、話しは出来ないもんなぁ……。
posted by 桔梗 at 03:25| Comment(0) | 絵モノ:絵本 | 更新情報をチェックする

2013年06月24日

『記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集』

記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集
記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集

『記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集』共同通信社。

 なぜに漫画すら読まずに、こんなの買って読んでるかというと、日本語の表現に正確を期す厳しい人物の元について、ボランティアやってるからである。

ワタシ:「クエスチョンマークやエクスクラメーションマークのあとは一文字空けるのが正しいです!」
相手 :「じゃあ、改行しましょう」
ワタシ:(嫌だー!!!)←心の声。
とかやりあってますよ(細か)。

 まあ、普通に文章書けてるからこその細かい指摘ですが、ある人の文章直すのは苦労した……。
 二人で一日がかりでした。
 『差別化の解消』(日本語オカシイ)とか、主語がないとか、口語文だとか、50代男の癖に(男性差別か?)、『女子力』『男子力』とか。色々諸々。
 涙出そうだったなあ。
 疲れました。

 とりあえず、今度は秋に戦います。
 夏? 勝手にやってくれ……。連絡してこない人の責任は取れないよ。
 報連相は、何やるにしても基本事項だと思った。
posted by 桔梗 at 13:05| Comment(0) | その他:未分類 | 更新情報をチェックする

2013年05月06日

『続・世界のなめこ図鑑(ブックマークつき)』

続・世界のなめこ図鑑(ブックマークつき)
続・世界のなめこ図鑑(ブックマークつき)

『続・世界のなめこ図鑑(ブックマークつき)』金谷泉/著。エンターブレイン。

 精神的にボロいので、ラノベすら読めずにこんなの眺めてココロを和ませております。
 夕刊はGW中に消化しましたが、朝刊の溜め込みが……。一番上にある日付が2月末ってどうよ……。
 それでも捨てられない活字ジャンキー。
 最新情報はツイッターで一応取っているが、時事ネタが古いのは否めない。
 そんなワタシを生暖かく見守って下さい……。
posted by 桔梗 at 12:09| Comment(0) | その他:企画モノ | 更新情報をチェックする

2013年04月22日

『からすのおかしやさん』『からすのやおやさん』

からすのおかしやさん (かこさとしおはなしのほん)
からすのおかしやさん (かこさとしおはなしのほん)
からすのやおやさん (かこさとしおはなしのほん)
からすのやおやさん (かこさとしおはなしのほん)


『からすのおかしやさん』『からすのやおやさん』かこさとし/著。偕成社。

 かの有名な『からすのぱんやさん』の四兄弟が大人になり、それぞれがそれぞれの生きる道を見つけていく、からすのパンやさんその後編。
 やおやさんになるのはりんごさん。おかしやさんになるのはチョコくん。

 どっちもパートナーを見つけて結婚してしまうのですが、「お嫁さんにください」って、わたしが言われたら「猫の子じゃね〜しホイホイあげられっかー!!」と激怒すると思うのですが、この辺は昔の人の考え方だから仕方ないとしよう(でもカラスの子だからいいのかね?)。

 田舎のお菓子やさんは和菓子と洋菓子を同時に売っているのが不思議でしょうがなかったのですが、なんとなくこの本を読んで謎が解けた気がします。でも、和菓子と洋菓子は別もんであると思います。

 そんなこんなでいずみがもりはお店も増えて木も増えて、賑やかになっています。
 5月には『からすのそばやさん』と『からすのてんぷらやさん』も出るそうなので、買いたいと思います。四冊買うとトートバッグプレゼントだそうですよー。
posted by 桔梗 at 14:08| Comment(0) | 絵モノ:絵本 | 更新情報をチェックする

2013年04月11日

『チェロの木』

チェロの木
チェロの木

『チェロの木』いせひでこ/著。偕成社。

パブロさんのバッハは、
森をわたる風のようだったり、
川の流れのようだったり、
祈りのようだったりした。
ことばではあらわせないことを
思いおこさせるようだった。
そんなふうに歌うチェロを、
とうさんは工房の木の板からつくりだしたのだ。
曲をつくった人がいる。
それを演奏する人がいる。
その楽器をつくる人がいる。
星がめぐるように、
音楽が時間をこえてみんなをつなげていた。


 透明水彩で描かれる、親子三代に渡る森と音楽とそして受け継がれていく思いの絵本。

 これまでの絵本の中で一番ステキで好きでした。
 森を育てていた祖父、その木を使って弦楽器をつくる父、そして子どもの僕は森に見守られ、育てられ、父の作ったチェロの音に惹かれて、チェロを子どもに教える教師になる……。

 形を変えながらも確実に受け継がれていく絆と想い。それは人間だけのものではなくて、木や森の記憶でもあり、根源的な命の記憶でもある。それを表現することが、作者にとっては絵本であるけれど、作中に出てくる人々にとっては、樹を育てることであり、チェロを作ることであり、音楽を奏でることであり、そしてヒトを「教育」していくことである。

 森の表現も今までで一番と言っていいほど素晴らしかったと思いますし、話の内容も素敵でした。
 いせひでこ氏の絵本の中ではわたしの中ではこれがベストです。
 ぜひ一度手にとって見て欲しいと思います。
posted by 桔梗 at 10:15| Comment(0) | 絵モノ:絵本 | 更新情報をチェックする

2013年04月10日

『ながいよるのおつきさま』


ながいよるのおつきさま (講談社の翻訳絵本)
ながいよるのおつきさま (講談社の翻訳絵本)

『ながいよるのおつきさま』シンシア・ライラント/作。マーク・シーゲル/絵。渡辺葉/訳。

むかしむかし ひとびとは
そらに うかぶ おつきさまに なまえを つけた
1ねん 12かげつ
それぞれの つきに それぞれの まんげつ
ひとつひとつの まんげつに なまえを つけた


 ネイテイブ・アメリカの人々がつけた12の満月の名前を絵本にしたもの。
 全てが夜の満月で、夜の絵本です。
 旧暦に直しても日本とは少し合わないところもあるし、満月だけでなく、欠けていく月も楽しむ日本とは感性がちょっと違うところもありますが、そこがまた楽しく素敵な本でした。
 夜には静かになるのではなく、月の下でこそ活躍するモノ達があり、そしてそれは子どもには手に入れ難い神秘の扉だと思います。
 そこがうまく表現されているかな、伝わりにくいかな、とは思いますが、綺麗な本でした。
posted by 桔梗 at 10:33| Comment(0) | 絵モノ:絵本 | 更新情報をチェックする

2013年03月30日

『六蓮国物語 翠竜と赤の天女(上)』

六蓮国物語 翠竜と赤の天女(上) (角川ビーンズ文庫)
六蓮国物語    翠竜と赤の天女(上) (角川ビーンズ文庫)
『六蓮国物語 翠竜と赤の天女(上)』清家未森/著。角川ビーンズ文庫。

「前に言ったろ。君がどこかに隠されたら捜し出して助けるって」


 怪力お嬢様とひ弱な呪言師の恋物語、最終巻一歩手前。

 やっぱりなー、こっちは終わらせるのか。というのが本音。
 あとは雑誌収録の短編も二編入っていたので、番外編を書かせるつもりもなく、下巻で完結となるんでしょうね。
 なんだか、楽しかったはずなのに、一気に編集部の方針に冷めた。

 にしても、橘さん、陰陽師じゃなくて坊さんのほうでしたか。錫杖持ってるし、イラストはクナイ投げてるし、まあいいんだけれどさ。
 ラブラブも激甘ってほどでもなく、切なく楽しめましたし。
 うん、まとまってましたよ。
 それ以外に言うことないわー。
posted by 桔梗 at 13:31| Comment(0) | 小説:ライトノベル | 更新情報をチェックする