2016年08月14日

『幼い子は微笑む』

幼い子は微笑む (講談社の創作絵本)
幼い子は微笑む (講談社の創作絵本)

『幼い子は微笑む』 (講談社の創作絵本)長田弘/詩。いせひでこ/絵。講談社。

まだことばを知らないので、幼い子は微笑む。
微笑むことしか知らないので、幼い子は微笑む。
もう微笑むことをしない人たちを見て、
幼い子は微笑む。 なぜ、長じて、人は
質さなくなるのか。 たとえ幸福を失っても、
人生はなお微笑するに足るだろうかと。


 それでも人生にYESという、というフランクル氏ほどでもないですけど、笑って、微笑むに足る人生を送りたいと強く思っています。
 自分の生きてきた過去は変えられないけれど、ストーリーは変えられる。だから、ストーリーを変える努力をして、距離を取って、「わたしの関係ないところで幸せになってね」とまで言えるようになったのに、どうしてそっちから近づいてくるかなあ。
 微笑むに足る人生を送りたい。
 幼い子に、未来に向けて恥ずかしくない行動を。
 だから、選挙も行きます。

 『最初の質問』同様、長田弘氏といせひでこ氏のタッグで出来た絵本。長田氏はお亡くなりなったので、これが最後らしいです……。
 今回もいせひでこ氏の絵が、詩をさらに考えさせられるものとして語りかけてきます。
 戦争を知っている人が亡くなってゆきます。戦争を知っている人の言葉は重いです。
 人生はかなしみに満ちている。それでも、微笑んで生きていくことは出来ると信じたい。
 大人向けの絵本です。
 お子様も中学生くらいになったらぜひに。
posted by 桔梗 at 00:21| Comment(0) | 絵モノ:絵本 | 更新情報をチェックする
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