2014年01月20日

『たいせつなこと』

たいせつなこと (ほんやく絵本)
たいせつなこと (ほんやく絵本)

『たいせつなこと』マーガレット・ワイズ・ブラウン/作。レナード・ワイスガード/絵。うちだややこ/訳。フレーベル館。

「でも あなたに とって
たいせつなのは
あなたが
あなたで
あること」


 小学校六年生の卒業向けのブックトークでも使われるらしいです。
 「あなたがあなたであること。わたしがわたしであること」
 この概念は子どもには(大人もか)けっこう難しいらしく、相手を受け入れること、相手を認めることを繰り返し説いていかないと、理解できないようです。
 戦争はなぜダメなのか、平和ってどんなことなのか。
 自分の半径数メートルの事しか理解できない子たちに自分に置き換えさせて、何度も説明して考えさせて考えさせて、ようやく、想像力を羽ばたかせることが出来るようになるらしい。
 小学生というか子どもの想像力というか、心の成長とあわせて、いろいろなことを考えさせられた本でした。『へいわってどんなこと』という本と一緒に買っただけに、
「あなたが大切なんだよ。あなたがあなたであることを受け入れるよ。あなたがあなたでいてくれればそれでいいよ」
という、単純明快なメッセージを伝えること、そして、それを受け入れるにはこちらにも心の余裕がないと無理なこと。そして最終的には、「わたしはわたし、あなたはあなた」という道にたどり着く過程の壮大さをも思いました。
 written by 桔梗 at 00:00 | Comment(0) | 絵モノ:絵本 | 更新情報をチェックする
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